宗家からのご挨拶

体力に自信がない方でも手軽に楽しみながら強くなれる
糸東流ならではの持ち味です

当道場は、平成5年(1993年)に、【糸東流の伝統を守る】【体力、精神面を強くする】【何事にも挑戦する】をモットーとして私、三浦正二が空手道場を開きました。

糸東流は空手道の4大流派のひとつで、無駄な力を使わずに俊敏な動作で技をかけることが特徴で、年齢も性別も問わず、体力に自信がない方でも手軽に楽しみながら強くなれることがこの流派ならではの持ち味です。

「一人間として必要なこと」を幅広く学ぶことができる

当道場は流派の教えを大事に守りつつ、【何事にも挑戦する】のモットーの通り、糸東流空手道で唯一、直接打撃制(フルコンタクト空手)に挑戦し、他流派試合でも好成績をおさめていることが、三浦道場の大きな特徴です。

空手道の修練によって自己の弱さに打ち克つ強い精神力が養われることはもちろん、肉体的にも強くなりますが、他人の痛みを知ること、集団の中で過ごすということはどういうことかなど、「一人間として必要なこと」を幅広く学ぶことができます。

一生の値打ちになる空手を

たとえば子供のころから空手を学ばせる親御さんが多いですが、精神・肉体の鍛錬の意味は小さいうちにはわからないものです。しかし、空手を通して得られた気づき、学びは大きくなるにつれてわかりはじめ、社会人になった時にこそ活かされます。

また困難にぶちあたった時、空手で学んだことをヒントに克服して「空手をやっててよかった!」と感じられる瞬間が見いだせたなら、それは一生の値打ちであり、これ以上にうれしいことはありません。

三浦道場は一生続けられ、一生の値打ちになるような空手にできるよう、何事にも挑戦するフロンティア・スピリット(開拓精神)を抱いて、さらなる高みを目指して私はじめ、支部長、指導員一同、道場生の指導に励んでまいります。

宗家プロフィール

宗家  三浦 崚慈

昭和23年9月11日生まれ、北海道出身。

空手道を始めたきっかけ

二十歳の頃、酒を呑みに行く道すがら暴漢に襲われ、金を奪われたあげく楽しみにしていた酒を一滴も呑めなかった苦い経験から「弱虫を克服したい!」、「襲われても立ち向かえるように強くなりたい!」と昭和47年に塩川派糸東流北九州若松支部に入門、空手道を学ぶ。

経歴

昭和55年 金沢に転勤となり、関西の糸東流道場に入門。
平成5年 「糸東流の伝統を守る」「体力と精神を強くする」「何事にも挑戦する」をモットーに糸東流空手道三浦道場を開く。
平成9年 糸東流空手道師範、平成18年に同流派から八段を授与される。
三浦道場は糸東流空手道の中で唯一、フルコンタクト空手を取り入れ、注目を集めている。
令和元年 三浦派糸東流宗家に襲名する。